日本からのお友だちに会いに子連れで台北に2日かけて行ってきました。今回はばばも来ていたので、一緒に。移動の部分とかは手伝ってもらって、私らがお友だちと会っている時は、自由行動してもらいました。久しぶりの再会は楽しいもので時間が過ぎるのもあっという間!子連れで大変だったけど、でも楽しかった!!小旅行日記、またいずれ書きたいと思います。
今日は、ダンさんVSばばのバトルを書きたくて。すごかったんです。ばばちゃんに突然火がついちゃって!
1日目、私たちが友達と会っている間、ばばには以前住んでいたエリアをひとりで散策してもらうことにしたんです。歩き慣れているし、昔の風景懐かしくて楽しいだろうな~と思って。それがあとからダンさんと後悔する羽目になるとはね。。。><
そのエリアの伝統市場を歩いてた時に、ある有名らしい国術館(整体)を見つけてしまったんですよ。私らはまだお友だちと会っていたんだけど、ばばすぐダンさんに電話かけてきて「今すぐ来て!すごく有名な国術館見つけたから!!ここで見てもらって!!絶対いい腕だから!!」とすごい興奮して言ってきました。当初の予定は、友達とバイバイしてから士林夜市に行くことにしていて、ダンさんの腰の治療なんてまったく考えてもなかったし、ましてや国術館はダンさんめっちゃ嫌い!で行く気ゼロ。 とりあえず、友達と別れてから、ばばが待ってる駅に行ったんだけど、駅の構内でばば、もう何かに取り付かれたかのように、「行かなきゃだめだ~!あそこすごい有名なんだから!さっきもすごい人いっぱいで、みんなあそこのおじいさんの腕良いって言ってるんだよ!西洋のリハビリなんて効果ないんだから、あそこ行って治してもらおう!はやく、ほらっ!」ってもう急かす急かす~>< ダンさんも必死に抵抗してたけど、ばばの態度一向に変わらなくて、私からも何とか言ってよ~とこっちに振ってくるし。私も少しは言ったんですよ。「もう時間も遅いし、子どもたちもお腹すいてるし」とか「人いっぱいなら待ち時間長くてさらに遅くなっちゃう」とか「今日1回行ったからってすぐ治るわけじゃないでしょう」とか。でもばばもばばで「食べる所はここにもある、さっきは人がいっぱいだったけど今はちょうど空いてるからすぐ見てもらえる、とりあえず見てもらわないと始まらない」とか言って、もう絶対譲らない!最後には「おねがいだから~!!頼むよ~~!!」と駄々っ子みたいな感じになってきて。。。
しかも、空気的に、なんか私が最終決定権を持ってる感じで、いつの間にか私が二人の間に立ってるし・・・・(´Д`。)
結局ね、私はばば側についてしまいましたよ(^-^;) とりあえず1回行って、国術館とやらがどんなものか試しに見てもらって、それでも治らないならもう行かなきゃいいし、今回はばばの顔を立てるつもりで行ってみようよ、と。今後のことを考えると、直感的にその方が平和な気がしたのかも。
で、その国術館とやら。あやしい小道を入って曲がって曲がってやっと着きました。着いてみたらなんとびっくり、屋外にありましたよ!すっごい古い、ドアのない小屋って感じ(゜0゜;) 屋台みたいな。外からぜんぶ丸見え~。その小屋?にはおじいちゃん(一応先生?)が二人いて、一人は手前に座ってて患者を触ったりボキボキやるのが担当で、もう一人は奥のカーテンの後ろで漢方薬を塗り塗りするのが担当らしい。手前のおじいちゃんは100歳超えてる?くらいのおじいちゃんぶりで、そのすぐ横では近所の関係ないおじいちゃんたちが囲碁かなんかやってるし。きっと100年前もおんなじこの光景があったんじゃないかと思うくらい歴史を感じました!相当腕がいいからそれだけ続いてるのかも?と淡い期待も出てきたくらい。
ダンさん、嫌々ながらおじいちゃん先生の前に座りました。少しでも患部を触られるとかなり痛がるんだけど、このおじいちゃん先生、腰を容赦なく強く押し、ゆらゆら揺らし、結構激しいこと動かしてました。もちろんダンさんイタイイタイ~!って泣きそうになってて、助けを求めるようにこっち見てたのがちょっと可愛そうだったけど、もしかしたらこれで良くなるかもしれないと思って信じることに。。。 終わってみたらダンさんかなりぐったりしていました。自分が絶対やりたくなかったことをする羽目になったことの精神的疲労もあったと思います。なんというか悔しさというか無念さがね。。 ばばの方はかなり満足気。治療のあとも、おじいちゃん先生と、西洋のリハビリは意味がないということを語り合ってました。西洋医学VS東洋医学のバトルって、政治問題を語るくらい、熱くなりやすいトピックだと思います。じじもばばも東洋医学信仰者ですからね。。。私も以前手首が腱鞘炎になったときは、ばばが持ってきた真っ黒い薬を塗りましたよ。
ちなみにおじいちゃん先生によると、ダンさんの腰は骨膜炎らしいです。ダンさんはあまり信じてないけど。ちょっとお高めの漢方薬もらって、その後近くの夜市でご飯食べました。ダンさんと私的には、治療というよりは、親孝行したという思いが強いかな。劇的に治ったわけでもないし、ダンさんはまた西洋のリハビリに行く気でいるようです。ふう。。。。。私はどっちでもいいです。とにかくちゃんと休めて、はやく治ってほしいです。
そして私も気をつけなきゃなぁ。万が一自分も体のどこか痛めたりしたら、きっとどっかのおじいちゃんに世話になる羽目になるだろうから~・・・(ノД\lll)
# by miaosia | 2012-10-30 08:02 | お出かけ